[Xtrfy K4 レビュー]唯一無二のデザイン 意欲的新カスタム

Xtrfy TKL K4 Retro レビューにおいて

今回はXtrfyから販売されるK4 TKL RGBのレトロカラーをレビューさせていただきます。現在急速に普及していくXtrfy製品、その新規ラインであるProject4シリーズの新しいキーボードのK4のテンキーレス版の新しいカラーです。

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キーボードの評価とはとても難しいもので、単に性能評価してしまえば多くのキーボードは似たような評価内容というか、同じような記事構成になりやすいんですよね。しかも私の中で既に行き着いたキーボードがあると宣言してしまってる中でXtrfy様よりご提供をいただきました。

もう自分の中でキーボード決まったぁ!と宣言しちゃったレビュアーに更に提供してくれるチャレンジ精神素晴らしいと思います。キーボードが新たにほしいわけでもなんでもないので批判する可能性もが大きくリスクの高い提供なんですよね実際。それでも提供してくださったのは自信の現れかと思います。

批判書いてもいいですか?と、以前直接聞きましたがアリのままでお願いしますという有り難い返事をいただいております。今回はそんな中でのレビューになります。ココをしっかりと明記したかったんです。提供はしっかりと書いて読み手に正確な情報を届けたいと思います。

試用期間は4週間ミッチリ

で、レビューするにあたっての使用方法ですがゲームとライティング作業で記事執筆次点4週間みっちりと使用させていただきました(現在進行系)。別のお仕事としてゲームの攻略記事作成ということで膨大なゲームデータと考察と評価をテキストにして送信する作業全てと期間内のゲームプレイ(主にFPS)と普段使いをK4で行いました。比較的多くのレビューと比べて使い倒してる方だと思います。その分レビューも遅くなってしまってますが…。

まず結論

結論から言えば機能性で他を圧倒する要素はございません。しかしながら粗や欠点の無さ、デザインの良さ、ドライバレスであること、挑戦的なグリス注入の使用感が非常に好感触です。ケーブルが布なのも嬉しいです。

対してK4 TKL Retroを導入する際の注意点はドライバレスであること、UK配列であること、グリスの効果が万人が好きかは挑戦的であること、が挙げられると思います。欠点らしい欠点はないですね。

スペックをザクッと確認!

キー:テンキーレス88キー  耐久目安7000万回
キースイッチ:メカニカル赤軸  Kailh Red 荷重50g
配列言語:UK英語配列
ポーリングレート:1000Hz
機能:Nキーロールオーバー,100%アンチゴースト,ソフトウェア不要
重量:1.05kg

Xtrfy K4のココが良い!!

Xtrfy K4の利点やプラスと判断する特徴を書いていきます。

レトロのデザインが秀逸

Xtrfy K4はデザインが本当に素晴らしいと思うのです。実機レビューなので勿論レトロについて書いていきますが、レトロの配色を含めたデザインはシンプルながら唯一無二で他に確実にないビジュアルです。

Xtrfy K4はゲーミングキーボードでも非常に稀なグレーがベースカラーになっており、陰影が柔らかく濃く感じられて独特な存在感があります。私はLEDのイルミネーションは好みませんが、グレーという中間色の影響かLEDの発光が主張しすぎず淡い印象になりどことなく上品です。

まぁデザインを褒めるのって提供だからアレだろ~ってとこあるんですけども、上の画像を見ていただければグレーカラーならではの独特な存在感が確認できるかと思います。他のキーボードでこういった影の存在感やらLEDの光り方は中々ないんじゃないかと思うんです。唯一無二っていいですよね。

レトロはキー自体の配色も二段階のグレーカラーだけでなく差し色に赤が使われています。昔の任天堂ゲームハードのファミリーコンピューター(ニューファミコンと呼ばれるタイプ)の配色と同じような味のある配色です。日本語配列とUK配列はパッと見の巨大なエンターキーが特徴ですが差し色になってるので可愛らしい印象があります。

細かい点ですが、キーに ひらがな は印字されてないと言った点も細かい部分ですがデザイン的にクールな仕上がりに貢献していると思います。K4の全てのカラーに言えますが全体的にシンプルなデザインも個人的には好印象です。

あとキーキャップのサラサラした質感がとても良い。これは画像だけだと違いが分かりづらいので是非触ってほしいのですがキメが細かくサラッとした表面になっていてさわり心地がとてもよろしい、質感が良い。キメが細かいを通り越してテカテカしてたりなんか安っぽい感じのキーとは違う上品な仕上がりになっています。

テンキーレスはいいぞぉ

個人的な意見止まりになるかもしれませんが、ゲーム用途でマウス動作の正確性をある程度重視したい場合はテンキーレス以下のサイズ感であってほしいという願望があります

理由としてはテンキーがあることで”マウスの位置”と”キーボードホームポジションの位置”の距離が開いてしまい、どちらも中央から離れておくことになるためタイピングするにもマウス操作するにも不便なんですよね。マウスの形状などには細かく拘るのに腕のポジションは適当ってのは中々勿体ない気がするんですよね。慣れてしまえば気にならなくなってしまうんですが、私は腕のポジションをしっかり定めるのはモニターの距離感と同じくらい根本的なポイントだと思ってます。

またマウスパッドのサイズ次第で机に収まらなかったりなどという問題も発生しやすく、テンキーはテンキーだけも購入可能なので必要性よりも不便な点の方が多い印象があります。テンキーレスモデルがなければ自分はキーボードを購入する際に選択肢とすることがない程に重要な点。K4はシッカリTKLも展開しているのが嬉しいポイントです。

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メカニカル赤軸はKailh製

クリック感のないリニアな押し感の重くも軽くもない中間的で使いやすい赤軸が採用されています。個人的にも普段使いで重要な癖の無さとゲームプレイでの運用を兼用しやすいので赤軸は最も好みですし、他者にキーボード勧める際はメカニカルの場合は万人向けであるため赤軸一択という考えです。

軸は好みによるところが大きいですし、長く無意識に使い続ける部分なので感触としてどうかって個人差がどうしてもあるところなのですが、全ての平均を取りつつスタンダードなポジションであり普段使いでの扱いづらさがない万能さは赤軸と考えているので多くの人にオススメしやすいです。

LEDは軸に軸そのものに近いためキーキャップの半透明部とキーの周辺に淡く光る感じです。均一な発光で上品に光る印象です。

そんな赤軸ですがK4で使用されているのはKailh製。軽くて軽快な押し感と軸のグラつきの無さから引っかかりの経験もなく気持ちよく打鍵できます。素晴らしい。

以上がXtrfy K4の良い!と思える点です。

ソフトウェア不要

私はパソコンに余分なソフトウェアを入れたくないのでソフトウェア不要はとても有り難いです。別のPCで使ったりが即座にできるので持ち運びや複数のPCで使いまわしたりするにも面倒がありません。ソフトウェアがないのでパソコンの処理能力を僅かにでも無駄に圧迫することもないですし催促もないので私は完全にソフトウェア無し派です。最高!!

ですがソフトウェアがないことによって高度なカスタム機能はありません。私はLEDのオリジナルで細かい調整やマクロ機能など使用しないので全くもって問題はないのですが、LEDの発光パターンを拘ってカスタムしたい人や、キーのマクロを組むことに重点を置く人には不向きな仕様になってます。ここは個人差ですので良いとも悪いとも言えません。

シリコングリス注入スタビライザー

グリス?スタビライザー?

注目の改良要素である特定キーのスタビライザーにシリコングリスを注入するカスタムがK4のホワイトとレトロに施されています

グリス注入されているキーはバックスペース、エンター、右側シフト、スペースキーの大きめなキー4つになります。そのスタビライザーは上の画像にある赤いキー軸の横にある白いパーツですね。平行を保って押し込めるよう補助してくれる機能があります。白いネットリとしたノリのような見た目の潤滑剤です。

自作でキーボードを作成する人が押し心地を調整するためにカスタムする手法だそうで、それを製品の段階で施しているわけですね。必要性が万人にあるわけでなくコストをかけて押し心地を変更しているチャレンジ精神ある試みです。

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グリス注入は万人の正義ではない

まず先に言いたいのは私自身はこのグリス注入は好評価です。メーカー側が新たなカスタムを提案してくれる挑戦的な姿勢だけでなく、グリスの影響によるシットリした上品な押し心地、静音性という使用感の面でもシンプルに良いと思えます。

しかしグリス注入を良い点として挙げなかった理由は、あくまで好みによる差であり万人が好評価を下せるとは無責任に言えないからです。私自身無駄な機能がゴテゴテついたり、実用的でないのに高機能を自慢してる製品は好きではないので使用感が嫌いで無駄な追加として素直に批評しています。

そういったネガティブな印象を持たれる可能性も捨てきれないことから一部のキーだけグリス注入したという采配も良い塩梅ではないかと思われます。そもそも赤軸として製品展開しているので、赤軸ならではの軽快でリニアな底打ち感を期待しているユーザーの需要をしっかり理解した配慮に思えます。打鍵感が万人にとって良くなった!とは言い切れませんが私自信は好みな打ち感になっているので記事では好評価とします。

打ち心地はシャンプー?

実際打ち心地がどう変化するかですが、文章のみではイメージしづらいですと思いまけど書いていきます。

普通のキーはバネの抵抗のみでスコンと底まで押し込む感触です。バネのみの抵抗という感じで音で表現するならばタンタンタンタン、スコンスコンスコンって感じの乾いた感じの押し感でしょうか?結構強引な表現ですけども多くのメカニカル軸やらボールペンのノック感と同じ感じです。

グリス注入した押し感はシットリしてます。音にたとえとスコスコスコスコ、トットットットッって感じです。別製品ですがリアルフォースのPFUモデルのような押し心地に似ています。俗に言う高級感があるという表現がなされたりしてますけど正直伝わらないというかなんというか…。モノに例えれば大袈裟に言うとシャンプーやボディソープの押し感です。バネのみならず粘性のある滑らかな抵抗が加わりシットリする感じです。あぁこの例えは秀逸だなぁ(自画自賛)。

もちろん大袈裟に例えたのでシャンプー程の抵抗はありません。質感が変わるということです。シットリとした滑らかな感触になり、底打ち音もやわらぎ静音性も増します。逆にエンターキーを強く叩くことに全てをかけたい人にとっては微妙な点かもしれませんが、私達には強くぶっ叩く用のエンターキーという選択肢もあるので気にする必要はないんです!いい時代になりましたね…

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買う前に気にしたほうがいい点

UK配列であること

配列によって特定のキーの有無や大きさが異なります。画像では上から順にUS,UK,JP配列となっています。まぁ慣れと好みの問題なので欠点ではありませんがUK配列は国内市場に並ぶキーボードではとても少ない配列なので初めてになる方が大半だと思います。私の場合は特に左Shiftのサイズが小さいことでのミスタイプが最初は多かったですが使ってるうちにすぐ慣れます。

配列によってキーの有無がありますが、実用面で出来ないことが生じたりすることは特にありません。アンダーバー「_」は直接入力できないので「アンダー」と打ち込んで変換するなどの工夫は必要だったりします。頻繁に使うので即打ちしたい人などはUK,US配列はオススメできないですね。

個人的にはUS配列のスペースキーが大きく全体的にスマートな外観も好きですし、UK配列はUSに似つつ大きなエンターキーがあるのも面白く感じますし、JP配列の日本のパソコンで間違いないのないキー配列も堅実に感じるのでどれでも良いのですが、違いだけは知っておいたほうが良いですね。後は慣れです。特に欠点ではないですが馴染みのあるものではないので注意点として書きました。

高度なカスタム機能がない

上記で触れましたがソフトウェアがないのでLEDの細かなカスタマイズやマクロを組むことは出来ません。ソフトウェアがないことは利点でもありますが、この点に期待して購入すると困る場合もあるので再度書かせていただきます。

強く底打ちしたときの音

勢いよく弾くように打ち込むと金属が響くような音がします「hぅぅn…」という感じの音で野球でボールを打った際の「カキーン!」のカキを取ったようなイメージです。これは私が強めにキーを叩く傾向にあるのもあります。不快なわけでもないのですが苦手な人はチェックすべき点かと思います。

音の原因としては金属プレートの使用と、軸のバネが底打ちの衝撃により振動する音です。不良だったりそういうネガティブな動作音ではないので機能的な問題ではありません。そこはご安心下さい。

もし音が気になる場合は底打ちの衝撃をやわらげればいいだけなので、静音リングを使ったり弱くタイピングすればいいです。グリス注入されてるキーは自然と衝撃がマイルドになってますので余程強く叩かない限り対策は不要かと思います。

総評

冒頭に書いたとおり、他のキーボードと比べて突出した機能があるわけではありません。K4の良い点は値段を抑えつつ使用感に焦点を当てている点とデザインと質感の良さです。気にするべきはUK配列と細かなLEDとマクロのカスタム機能がないことと底打ちの音

個人的に一番主張したいのはやはり全体のデザインと質感が秀逸なところですねぇ。2019年くらいからキーボードのデザイン性はとてもホットな要素ですので多くの機能性よりも、必要な機能性を確保しつつデザインが重要視されている流れに感じます。そこのトレンドを抑えた良好な質感とデザイン、そして意欲的なカスタマイズが施されたグリスの使用。

まとめ

全ての最上を求める人は高価なキーボードを選択する必要があります。しかし価格を抑え必要な機能に絞り、デザインと質感の良い丁度いい選択肢としてとても魅力的な製品としてXtrfy K4は仕上がっていると思います。今回レビューさせていただいたレトロカラーは唯一無二の配色であるため愛着も湧く拘りの持てるキーボードになっているのではないでしょうか?気になる点は無視すべきではないですが十分にオススメできるキーボードです。

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